Trimble R12i GNSS現況観測と精度検証のビデオ
IMU(慣性計測装置)搭載のTrimble R12i GNSS の現況観測とトータルステーションとの点間距離の検証を行ったビデオです。
R12i は今までのVRS 観測と全く異なり効率性、精度面で別次元の結果が得られました。
是非、ご覧ください。
ビデオの内容
新人・アルバイト人材活用編
樹木の下でのワンマン観測編
VRSで地形トレース新しい観測編
トータルステーションとの点間距離の検証編
Trimble R12i GNSS の特長
R12iの特長はなんといっても、慣性計測装置(IMU)をベースに開発されたTrimble独自の慣性プラットフォーム=TIPです。このTIPによりR12i受信機は、いつでもポール先端の石突の座標値を算出します。測点観測においても測設においても同じです。
IMUは「温度」「時間」「衝撃」により影響を受けます。 TIPではこれらのバイアスをモニタリングし、精密なチルト補正に役立てています。TIPが機能しているときのスペック上の水平精度は、以下のように明確です。RTK十5mm十〇.4mm/゜tilt(<30°)(RMS)Trimbleではチルト角は30°以内を推奨してますが、チルト角が30°を超えても必要な衛星を確保できればチルト補正観測は可能です。
R12i受信機は、正確なGNSS解を取得するためのTrimble ProPoint Technologyが搭載されています。このエンジンは現在のすべてのGNSS衛星群と衛星信号を利用し、最適な信号を選択または利用可能な信号の組合せを選択できるように設計されています。またそれぞれの周波数に対するジャミングヘの対策も施され、GNSSパフォーマンスの限界を押し広げることができます。困難とされてきた場所においてもGNSS観測による生産性の向上が期待できます。 右のグラフは競合機のパフォーマンスを調査した実験です。TSによる座標確定を行った落葉樹林内で複数の点を観測しTS座標と較差の平均を求めています。常緑樹と落葉樹が入り交じった林の中においても、R12i受信機と安定したデータが得られました。
Trimble 360は既存及び計画中のすべてのGNSS衛星群、及び補正システムを含めた信号をサポートしています。同等機種最大クラスの672チャンネルを確保しました。増力日傾向にある衛星とますます複雑になる信号に対し、現在だけでなく将来にわたってサポート可能です。